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平成28年10月穴窯焼成 五日目

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なし 平成28年10月穴窯焼成 五日目

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2016-10-9 23:01
azzuro  長老   投稿数: 4651
小野田さんが火止めを一日はやめることに決めたので、五日目が最後の日です。

私は四日目の昼に家に帰ってから窯に居なかったので、四日目の午後当番と夜当番、五日目の午前当番の方は撮影できませんでした。ごめんなさい。写真を撮った方がいたらください。後からでも載せたいと思います。



夕飯を早めに済ませて、午後7時半ころ窯に戻りました。午後当番のお二人は夕飯何を食べたのでしょうか?
助っ人スタッフのSさんと久しぶりにお話しました。
小野田さんの友達が慰問?に来てくれました。今日は午前中にもお客さんがあったようです。
そうこうするうちに最後の当番IPCC陶芸クラブの三人が到着しました。遠く横浜からこられる方もいらっしゃいます。
最後の晩は私を含めて4人で窯番です。
お客さんが帰られて、小野田さんも私に指示を出して帰宅されました。
指示とは、火前の作品二個が倒れて後ろの作品に寄りかかっているので、引き出して手前の灰の中に落とすように、というものです。
好きなときにやっていいということでしたので、下がった温度をとりもどす時間を考えて0時まえに落とすことにしました。
薪の投入を一回ひかえて11時50分にできそうな状態になっているのを確認して、作業にかかりました。
重い鉄パイプにかぎ爪をつけた道具で作品の口を引っかけて手前に引きます。
なるべく早く済ませないとなりませんが、高温の窯の中を見慣れていないとどこを引っかけて良いかすぐに判断できません。
真ん中の壺はすぐに落とせましたが、左のは奥の大きな物と更に左の耳付き壺の二つにくっついていて、左の耳付きが一緒に動いてしまいました。
それをもとに戻して立てるのは不可能なので、一緒におとして、三個が灰の中でくっつかないように移動させて作業を終わりました。
結構短時間で済ませたと思います。
その後、先が真っ赤に焼けた鉄棒を外に運び出そうとしておもわず焼けたところに手を移動させてしまい、右手の指三本やけどをしました。最初の持ち方のまま引きずって運ぶべきでした。
30分氷水で冷やしてから冷蔵庫の冷えた缶ビールをとっかえひっかえ握っていました。



利き手の先が痛いので、窯当番は三人の方に任せて、私はひたすら指先を冷やしていました。
三人は一時間交代で薪を投入していらっしゃいました。
屋内は窯の熱で暑いので、皆さん薪投入の時以外は四阿にいらっしゃいました。
火止めのとき指が痛いと困るなと思っていましたが、空が明るくなる頃にはなんとか最後の作業を出来そうなくらいに痛みが治まってきました。
7時に小野田さんが帰ってきて、8時に止めると言いました。
朝焼けがとてもきれいでしたが、太陽が昇る寸前に雲が厚くなり太陽を見ることはありませんでした。
そして雨がぱらついてきて、小野田さんは煙突の蓋は閉めないといっていましたが、焚き口を塞いだころにはちょうど雨がやんでいたので、結局屋根に上がって蓋をしめました。

最後の薪を投入する直前に、スタッフ1号の亡くなった多喜子さんのファミリーが来てくれました。子供達が大きくなって感動しました。

窯だしは22日です。
いつものことですが、こんどはどんな焼け方しているのかなととても楽しみです。

今回は私がいずみ窯にきてはじめて窯詰めから窯焚きの間に地震がありませんでした。8月に窯を貸したときに揺れたから今回はなかったのかも・・・
無事に窯だしまで終わるように祈っています。
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