窯から引き出せた作品は9点でした。
崩れてしまったものの半分もないかもしれません。
午前中手伝ってくださったつくばのNさんはご自分の引き出された作品をみて喜んでくださいました。
昔はときどき試していましたが、今はこんなことでもなければ引き出して強還元をかけることはありませんので。
家に帰ったら「僕のはもう焼けたよ」とメールをだすとおっしゃって帰られました。
| 私は最後の夜の徹夜当番なのでいったん家に帰りました。 |
夜当番はかっちゃんと小野田さんと私の三人で静かに進みました。
引き出しを沢山やって窯内の温度が下がってしまったので、少しずつ温度をあげにかかりました。
午前2時をすぎたころだんだん温度があがってきたのがわかりました。
あと何回薪を投入するかはかりながら、窯の前に用意する薪をへらしていきました。
夜が明け始めたころ小野田さんがどのように火を止めるか決めました。
6時に最後の薪を投入し7時ころまででたまった燠を燃やし切ってさらに取り出せる作品がないか確かめ、出せるものはだしてそのまま火を止める、という手順です。
そのせんにそって準備や片付けを始めました。
6時の薪投入のあと残り物で朝食を済ませ、窯土をだしたり、ごみの始末などを済ませました。
最後の薪を入れたとき一つ助けられそうな作品が見えたと思ったのですが、7時に開けてみたら勘違いのようて見当たりませんでした。
下手に動かすと今立っている棚組まで崩れる恐れがあるので、そのまま火止めに入ることにしました。
今回は煙突を塞がないことにしました。
あらかじめ片付けなどが終わっていたので7時半にはすべて終了して窯を後にしました。
窯出しは21日です。私は別件があり参加できません。
色々な意味でどうなったか知りたいので、とても残念です。