四日目の夜はスタッフのМさんと山さんが当番なので、写真撮影は勘弁していただいて、8時過ぎに工房へ着きました。
| Мさんはガンガン温度を上げるのが得意です。 午前2時30分に1280℃、午前4時に1300℃のゼーゲルが倒れました。 1280℃のゼーゲルはほとんど倒れかかった状態でほぼ1日経過していたので、1300℃との間が短かったのでしょう。 |
午前当番の助っ人にはいってくれたSさんにおめでたいことがあったので、小野田さんが喜んでケーキを買いに行き、めずらしくご自分も召し上がりました。
私は最後の徹夜当番なので一旦帰宅し昼寝をしふろに入って夕食を食べてから窯に戻りました。
| 私が留守のあいだにいとちゃんのお友達がお土産をもって見学に来てくれました。 美味しそうなお寿司状和菓子。 残念なことにウニはあまりにそっくりで私が見る前に誰かのおなかに入ってしまったそうです。 |
午後当番が帰ると、小野田さんとKさんと私で最後の夜です。
にぎやかな人がいなくなって、寂しいくらい静かです。
左は零時を過ぎたばかりの時。正面の薪は片付けて奥だけに置きます。
あとは3時過ぎの窯、蓋の真ん中が赤くなって窯内の温度が上がっているのがわかります。
これならちゃんと焼けているなと安心します。
温度が上がっているので、薪を投入し終わってから外に出ても煙突から黒煙があがるのをみるのに間に合いません。
Kさん一人に薪を入れてもらって私は待ち構えて撮影しました。
薪を投入した直後に黒煙と炎が上がりますが、すぐに収まってしまいます。高温のため薪がすぐ完全燃焼してしまうのです。
最後の薪投入までどれくらい使うか計算しながら薪を運びます。
雨も上がって綺麗な夜明けです。
最後の薪を残して周りをお掃除します。
7時15分に最後の薪を投入しました。
30分待って焚き口を塞ぐことにし、その間に煙突周りの戸締りをしたりできるだけの片づけをしました。
7時45分に焚口をレンガで塞ぎ、小野田さんが屋根に上がって煙突に蓋をしました。私自身が作業しているので写真はありません。
第二段で参加してくださった方々をアップします。