土曜日・日曜日といくつか展覧会を見てきました。
土曜日はまず日本橋三越でやっている「日本伝統工芸展」をみました。陶芸のほかに漆・木工・金工・染色織物・人形・七宝などもりりだくさんでとてもすべては見られないので、主として陶芸をみました。月並みな言葉ですがすばらしい作品ばかりでした。私が一番好きだったのは朝日新聞社賞の堆磁鉢(神農巌 作)です。
そのあと、一階下の美術画廊で京都の作家の茶陶展などをみて、東京駅まで歩こうと高島屋の前を通ったら6階で私が好きな福井江太郎さんの展覧会をやっているのに気づいて「ワーイ、ダチョウの絵に会える」と喜んで上がっていきました。そうしたらなぜか会場が人で一杯。福井さんと鏡リュウジさんの対談ギャラリートークが始まるところでした。ラッキーでした。画集にサインしてもらって「昔、旅行中に大阪でダチョウの絵に出会ってとてもほしかったのだけれど持ち歩けないのであきらめたら、もう私には買えない値段になってしまいました。」と言ったら、「でも、ここでお会いできてよかったです。」と握手してくれました。さらっとそういうことが言えるってステキなひとですね。
今日は、夫と娘と水戸に県展を見にいきました。レベルが高い方の部屋には昨日の伝統工芸展で見た作家の作品が四つありました。
すばらしい作品を沢山みたあとで自分のものをみるとがっかりしてしまいますが、もっともっとかんがえよう・工夫しよう・努力しよう・・・と思いました。
県展を見て、陶芸部門では約120の展示があり、焼き締めは4点程度だったと思います。公募展では、アート&クラフトのアート性が重要視されるようです。その際重要なのは、独自な作風を、打ち出せるかですが、焼き締めの場合、その作風を打ち出すのが極めて難しい、即ち、美しいが皆同じようというジレンマ。ドラママさんの場合、その困難性を克服する為、非シンメトリーの調和と独自な色合い、調合で独自な作風を打ち出したと思います。この作風で後3回出品すれば、優勝することも可能でしょう。ひいき目でなく、今回の優勝作品(海の樹)より、上だと感じましたが、審査の方に、この作風は初めてだったので優勝から漏れたのでしょう。